WR250X バルブシートの修正
腰上オーバーホールで定番のバルブ摺合せですが
WR250Xの場合はチタンバルブです!!
チタンを使用しバルブ軽量化や
フリクションロスの軽減と引き換えに
耐久性は一般的なバルブと比べ短いと思います。
※チタンバルブは摺合せに使用したら
再使用禁止とのメーカーサービスマニュアル記載でした。(マジか…!?)
タコ棒,コンパウンドで摺合せしヘッド側の
シート面を修正した後は,新しいバルブで組立ます。
カーボン除去後、ヘッドのシート面を確認しましたが,
状態は悪くありませんでした。
安心してバルブとシート面を摺合せます。
摺合せに使用するエアーツールで作業することもあるのですが,
当て過ぎ、やり過ぎ、削れ過ぎとなると困ります。
単気筒だし,バルブの素材自体がチタンなので
今回は手作業で行いました。
カン・カン・カン・カンとすり合わせます。
写真だけでは説明しづらいですが,
バルブシート面に少量コンパウンドをつけて摺合せを行うと
最初は鈍い音ですが何度か摺合せていると徐々に高い音に変わります。
通常ならこの工程を経てヘッドとバルブを洗浄後,
組付けていくのですが,
チタンバルブはこれにてお役御免で再使用しません。
バルブは新品に交換します。
(※その後の写真忘れてました。この後,光明丹でシート幅確認,組付けです。)
バルブシールももちろん新品に交換です。
しっかり奥まで入りました。。