66 ハーレー アーリーショベル 配線修理

今回は配線修理をしながらモヤモヤよぎることを...

1966年に発売されたハーレーダビッドソン ショベルヘッドシリーズ。

日本ではアーリーショベルと呼ばれることが多いこのファーストモデル。

以降80年代まで各部をアップデートし製造された人気シリーズですが

不具合が多いのもこのシリーズの特徴です。

お客様からよく伺うのは,輸入車だし何十年も経っているから...

ある意味そういう部分も有りますが,必ずしもそれがすべてでは御座いません。

クラシックバイクを修理していると分かるのですが,

何十年の年月の間に複数オーナーと,整備士が介在しています。

よく耳にするセールストークで

「ワンオーナーで眠ってました」的なバイクは先ず有りません。

各年代ごとに良しとされている整備方法も現代では

「それダメだよ」となっている場合が多々あります。

配線修理って配線図を見ながらダンマリで作業するので,

モヤモヤいろんなことが頭の中をよぎります。

作業前の配線です。

一見,配線も丈夫そうな感じですが...

元の車両から取外す前はコレでしたので

掃除をしながら各部を要チェックしていくと...

ハイでました。

50年前の配線が擦り切れて一部向きだしです!!

その他、細かく見ていくと70年代の配線や,

80年以降に修理に使用されたパーツ等々...

こういう箇所が原因でクラシックバイクは不具合を誘発します。

私、純正パーツ至上主義者では有りませんが,

基本的なメンテナンスを怠っているのにハーレーは壊れるとか,

クラシックバイクに対するイメージを壊れるバイクとか,

画一的なレッテルを貼るステレオタイプがどうにも苦手です。

※すみません。グチになっちゃいました。ゴメンなさい。

途中経過の写真を残しながら,再び黙々と作業します...

当時使用されていたカラフルな布巻きハーネスを現代的に

リプロダクトした配線でリフレッシュします。

古い配線は固くなっていたり,

内部で腐食していることが殆どです。

ハーネス内部の抵抗値が上がるので電気の流れが悪い=不調の原因となります。

大体、各部分に配線を引き終えて,長さを適正に整えていきます。

当時の部分と,各年代のパーツが混在していますが,

広いアメリカ大陸を移動する上では,

後年式のパーツにアップデートしている方が良いという

自然な考えで行っている事です。

私もクラシックバイクの走りを楽しみたいオーナー様には

不安なく走りに集中できるので適材適所でおススメしています。

これ70年代のスターターリレーでした。

意外と重くて結構大きめです。

※メイドインUSAな感じでデザインは好きです。

 また別のカスタムに使用することにします。

80年代から90のモデルまで採用されているスターターリレーです。

指先で摘まめるくらい小型化・軽量化されています。

電気の流れが良くなると共に

電装品をコンパクトにして配線が見える所も

スッキリさせたいので今回こちらを使用しました。

配線修理はモクモク..モヤモヤ...です。

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